東海模擬地震

　中務省陰陽寮では此度の駿河湾の地震に名をつけぬとのことで・・・ここでは「東海模擬地震」としましょうかの・・・

　何分「東海地震が来る」と言われ続けて数十年・・・駿河の地震でおじゃれば「いよいよ来たかっ」とゆーのが多くの静岡県民・・・あいや、駿河民の感想でおじゃりましょう・・・
　散々マスメディアにて報道されておじゃるせいか、麻呂の身を案じてくれる信書を頂戴しましてのぅ・・・有難いことでおじゃります・・・

　折角の良いネタ・・・いやさ、府中にて死者が出ておじゃるそうなれば不謹慎な表現よの・・・まぁ・・・表現が難しいところなれど、貴重な体験でおじゃりました・・・
　駿河民は幼少の頃より防災訓練をしておじゃります・・・無論全国やっておじゃりましょうが、これほど地震を意識した地域はまず無かろうと・・・その・・・コレは駿河でも海のおじゃる市町のみでおじゃりましょうが、

　地震訓練後、津波が来ると想定した訓練

　とゆーのは全国的ではないと思っておじゃります・・・（／遠い目
　まぁその・・・具体的な地域がバレそうでおじゃりますが、当時小学生の身ながら「津波でやられるのは千○とか牛○とかの方だし、○小とか川向こうだけだろ・・・」などと思っておじゃったのは秘密・・・
　土曜の４時間目「行事」・・・小学生が集団下校する際は、必ずこの防災訓練でのぅ・・・地震のみの時や火災のみの時がおじゃりましたが、大抵火災の理由は

　地震により給食室から火が出ました

　とゆー内容で・・・まぁ・・・とにかく地震が来る来ると言われ続けたもので・・・此度の地震は「あー、ようやくか」とゆー感想でおじゃりました・・・


　そうさな・・・備忘録代わりにつらつらと・・・

　５時に目覚ましが鳴り、起きなきゃと思いつつも何故か体が重くてのぅ・・・その後スヌーズ機能で再度鳴ろうと思っておじゃったところ、雷の音・・・低い「ゴゴゴ」とゆー音が聞こえまして・・・
　今思えば昨日の５時は雨など降ってなく・・・あの雷の音が何なのか分かりませぬが・・・「あぁ、雨か・・・」などと思って・・・

　ここ最近小さな地震が続いておじゃりました故、当初は「また地震か」と笑っておじゃりましたが、体の揺れと共に家の揺れる独特の音が大きくなり、「いよいよ東海地震が来るか」と思い逃走経路の確認・・・いやさ、コレは幼少より言われ続けたことで・・・布団の横の大きな窓をブチ破れば大丈夫と安心し、家族の様子を確認し・・・ここで大きな波が来ましてのぅ・・・一度起き上がってしまった為、即座に四つんばいになり・・・えぇ・・・無論「やらないか」とか「アーッ」とかそーゆー為のモノでなく、吹き飛ばされぬようにするため・・・

　正直なところ、防災訓練とか幼き日の「校長先生のお話」とか・・・マトモにやったり聞いてなかったようで、シカとやっておじゃったとゆーことよの・・・
　まぁ・・・震度５程度（体感）でおじゃりました故、然程のこともなく・・・本棚は下に重い本を置いておじゃりました故、落下物も無く・・・

　県外・・・あいや、駿河国外の友人には「駿河の防災訓練度は世界一故案ずるな」と伝えておじゃりますが・・・対地震なればかなりの余裕・・・心の余裕でおじゃりますが、物心付いてから「地震が来る」と言われ続けておじゃりますと、何とか気構えができておじゃるものよの・・・

　今回は模擬地震でおじゃったようなれば・・・皆々様・・・特に同じ駿河民の方々・・・余震の後、遠からず来るとゆー話が「校長先生のお話」におじゃりました故、ここらで防災用品買うのも良いかもしれませぬぞ・・・今夜起きてもおかしくありませぬ故・・・